前回に続き、銀座クチュールナオコ（GINA COUTURE NAOCO）のウェディングドレスをご紹介します。
今回も、シンプルなウェディングドレスです。
クチュールナオコのドレスは、その可愛らしさ、清楚さ、キュートさが評判だと思うのですが、個人的にはこのシンプルなドレスこそがクチュールナオコの真髄だと（勝手に）思っています。
個人的に、かなり惚れこんだ1着です。

ボートネックのウェディングドレスです。
ビスチェやオフショルダーなどに比べると、ちょっと少ないデザインだと思います。
両肩をまっすぐに結ぶボートネックのドレスは、肩から首のラインがとても美しく見えます。
スカートはギャザー・・・というよりはダーツを入れたような立体感のあるプリンセスラインです。

THE　SIMPLEというべきウェディングドレスなので、正直、ちょっと着る人を選ぶかな・・・という気もします。
シンプルなドレスは、誰にでも似合うといえば似合うのですが、そこに個性を表現し、美しく見せることができる人は、逆に限られるのではないかな・・・と思うのです。
似合わないパターンだと、「何にもないつまらないドレス」のように見えかねませんよね。
でも、これを着こなせる人は、凛とした、意志の強そうな表情を感じさせるように、かっこよく、かつ美しく着こなせるのではないかと思います。
ハリウッドの女優さんなんかが素敵に着こなしそうなウェディングドレスだと思います。

余談ですが、クチュールナオコのカタログを見ていつも思うのが、髪型とブーケがとっても素敵なこと。
特にブーケは、白ドレスにもカラーのブーケで撮影されていることが多いのですが、これがいつもとっても素敵。
「白ドレスには白を基調としたブーケ」っていうのは基本というか、やっぱり花嫁の清楚さと高貴さ、上品さを表現するなら白いブーケがいいとも思いますし、そういう意見も多いとは思いますが、クチュールナオコのブーケを見ていると、白ドレスにカラーブーケもいいなと思ってしまいます。

画像はすべて、クチュールナオコさんの公式サイトよりお借りしました。
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